拒食症克服応援カウンセリング

拒食症 その15 完治へ

娘の拒食症は治りました。


これは、私の体験です。

私が、感じたことです。

娘が拒食症になるまで

私は『拒食症』について何も知りませんでした。

ただ、
食事をしなくなる病気・・・
食べなくなる病気・・・??

それくらいしかイメージできませんでした。

娘が拒食症になり、なんとか治さなければ!!
と病院を探しました。

まず、どこへ行ったらいいのかさえわかりませんでした。

ようやくいくつかの精神科や心療内科へ行きましたが
『治すのは難しい』 とか
『いつ治るか分からない』とか
『治るかどうかわからない。数十年 続きますよ。』 と
何の解決にもならないどころか
不安を増幅するような言葉ばかり聞かされ

患者さんがいっぱいなので予約がとれません!と

断られたりもしました。

学校経由で紹介していただいたある市立病院の
心療内科・・・

そこでしていただいたことは

血液検査、尿検査などによる
現在の身体の状態の数値化です。

身体の現状を提示されるのみです。

そして、悲しいコメントを聞かされるのです。

そして、臨床心理士から
「治らないのよ」と言われたのでした。

私にとって 病院とは 『 病気を治してくれるところ 』と
位置づけていました。

でも、肉体的な処置はできても

心の治癒は 全くできませんでした。


拒食症は、心の病です。


心が病気になった結果として
身体に様々な症状が起こっている、と
私は考えています。
と言うことは、

心の病が治る → 身体が治っていく

という順番になると考えられます。

そして、
私は、そう信じて疑わなかったからこそ

拒食症だった娘に対して

「心を治していく!」事のみを

目標に 対策を講じてきました。

事実、
4つの病院で

「拒食症は、医者には治せません、自分で治すのです」

と、当事者にとっては、全く 何をどうして良いのか
余計迷い、
絶望するような言葉をさんざん
掛けられてきました。
(3つの病院では、電話で断られました)

結果から言うと

拒食症を治すためには

自分の心の中で観ている映像を
不快 → 快(Happy)


悲しい → 嬉しい


などになるように 方向付ける事が
大きなポイントになると思います。

そして、絶対にしてはいけないことは


「何が問題だったのかを探り
それを解決しようとすること」です。

ソリューションフォーカス等の所でも書きましたが

問題を追求する = 自分、又は周りの人、
状況、環境など

取り巻く物を否定していくことになり

そのことが 苦しんでいる自分を一層苦しめ
負のスパイラルに落ち込んでいくのです。

問題など探し始めたらきりがなく
誰かを変えようとしたら、

反感を買い、
更なる問題を起こしかねません。

問題は、1つであることは少なく
複雑に絡み合っています。

だからこそ、

ただ、ただ・・・・
本当に、

本人が楽しめることは何なのか?


どうしたら、少しでも気分が良くなれるのか?


とにかく、1秒でもイイから

 笑える場所、物、事を

思いだし、その感覚を出来るだけ

味わえる環境作りを

していくことが

治癒への近道だと 思っています。


そして、

誰でもイイから

誰かに認められ、

安心して

自分らしくいられる

場所や相手を見つけていく作業をする

ことだと思います。

娘は、
その積み重ねの結果

発症から約1年で 拒食症(精神状態の部分)
が治りました。



細かく言うと

私が、このようなことに気付いてから

3ヶ月で 治り始めました。

そして その3ヶ月後には

完全に治っています。

今現在、

娘の精神状態は全く問題なく

明るく、のびやかで

そして

拒食症の時

自分が、何を考え、どんな行動を取っていたか

全く思い出せないと言っています。
無意識が 書き換わったのだと

私は、理解しています。


体験してみて

こんな事が起こるのだ・・・

と 驚きました。

しかし、

それほど深い部分で

娘の精神状態=無意識が

書き換わっているとすれば


 本当に治ったのだと

言ってイイと感じています。

受験に失敗したり・・・
治っていく過程で

様々な困難もありましたが

拒食症には 戻りませんでした。

それどころか

「現実を見よう!

明るい未来に向かって

頑張ろう!」

と、

良かったことノート

に書いて
自分で立ち直っていきました。

その姿を見て
「この子は、大丈夫だ!!」
と確信しました。

娘は、揺らぐことなく

普通に、

1年前の

のんきで前向きで 

明るく、穏やかな 娘に戻っています。


気分が良くなり、身体が「快」と

感じることを

どうか、一つでイイから感じて・・・

そして
それを積み重ねていって下さい。

ご本人にとって

それが充分になったとき

一気に 回復していく、と

自分の体験を通し

信じています。
拒食症で苦しい思いをされている方が

本当に多いことを

ブログを書き始めて
コメントや、プチメール、ペタなどから
知りました。

どうか、
一つでもイイから、何か役に立ちますように・・・
心から
祈っています ドキドキ天使ドキドキ


拒食症について
どのようにして克服してきたのかを
無料小冊子で配布しています。

ダウンロードできますので
良かったら、読んでみてください。

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