自分を好きになると・・・
拒食症になり
そして
拒食症を克服して
治った娘を見ていると
言動の違いが
ハッキリとわかります。
拒食症の時は
自分などいないほうがいい。
私は何をやっても駄目だ。
私はダメだ!ダメだ!
不安だ。
どうせムリ!
私は大丈夫かな?ねぇ、私は大丈夫??
私には居場所がない!!
助けて!!
ネガティブな言葉だけが
発せられていました。
そして、ネガティブな言葉を象徴するような暗く悲しい表情。
見ているのが辛くて
私も消えて無くなってしましたい!と思ったこともありました。
完治し
大学生活をエンジョイしている今、
彼女の口から
上記のような言葉が出ることは一切、ありません。
思考回路が完全に変わってしまっているような感じです。
娘は今、
『 楽しい未来 』
『 未来の予定 』
『 そのために今できること 』
で、頭がいっぱいです。
脳のフォーカスが 未来の楽しいこと、
それをどうやって手に入れるか?
など、期待や希望に 向かっているからなのです。
そして
必要以外、物事にこだわらなくなりました。
決断が早くなり
自分のしたことに対して
肯定的な意味づけをしています。
だから、ネガティブになりにくいのです。
脳は
悲しいことと、喜びや嬉しいことを同時に考えることができないという特性があるそうです。
その特性を使い、楽しい未来をたくさん創造し、
自分自身を肯定し、
自分を好きになれたんだと思います。
自分を好きになれば
周りの人を好きになれます。
自分を好きになれば
自分を肯定できます。
いつも、自分の一番そばにいるのは
『 自分 』 なのです。
その自分が
自分を認め、誉めて、肯定してくれたら最強ですね。
拒食症の入り口は
極度の自己否定です。
そうなるには、さまざまな原因があると思いますが、
その原因さがしよりも
自分を肯定し好きになる取り組みが
拒食症を治す秘訣だった・・・と
体験して実感しています。