拒食症 その20 私立女子高の裏側
推薦入試で
短大に合格しました ![]()
『 合格 』![]()
の文字を見た途端、
娘の顔色が悪くなりました。
『 おめでとう
よかったね~
』
「うん・・・」
「・・・・・」
「・・・ 」
「どうしたの・・・?」
娘は
急に泣き出しました。
「どうしたの!?」
「学校に行きたくない!」
「学校?」
「大学、決まったのに
まだ、学校に行かなきゃいけないの?」
「卒業資格が無くなったら
大学入学、取り消しになっちゃうよ」
「・・・・」
「辛い・・・」
「どうしたの?」
それから、娘は
中高一貫私立女子校の
中学から上がってきたグループの
1年にわたる
陰湿な悪口や
無視・・・
などについて
泣きながら 話しました。
以前も、
娘から その話を聞いていましたが
娘は、
「大学に行きたい
」
その目標達成のため
高校を休まず
通い続けていました。
そして
毎日のように暗い顔で
帰ってきていました。
それでも
通い続けている姿をみて
大丈夫なのだろうかと
気にかかっていました。
目標を達成してしまった今
もう、我慢して 学校へは行きたくない!
それが 娘の気持ちでした。
「行かなくてもイイ!!
あなたは、
ずっと、ずっと
我慢してきたんだから。
もう、我慢しなくていいよ。
ただ、せっかく
大学に合格したんだから
最初の目的を忘れないようにしようね。
大学へ行くために
卒業資格は取っておこうね」
一日中泣いて
「時々 休みたい。
でも、明日は 行く」
と 娘は言いました。
もう、ゆっくりしたらいい。
心から、そう思いました。
出席日数は充分に足りている。
いままで
どれだけ色々なことを
心の中に 押し殺し
目標を作ることで
自分を駆り立ててきたのか・・・
苦しかったんだ・・・
辛かったんだ・・・
涙が溢れて
止まりませんでした。
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