拒食症 57 ママ・・・お願い。私の心を聴いて!
春休みになったからか・・・
ご自身が拒食症の方(中学生・高校生・大学生・専門学校生のかたなど・・・)
から、相談のメールが増えました。
メールでのやり取りは
言葉の行き違いがある場合があるので
基本的に、
『カウンセリングでちゃんとお話しを聴かせていただく』ようにしています。
私のカウンセリングは
『お母様対象』とさせていただいておりますが
状況に応じて
ご本人もお受けする場合があります。
そこで一番、訴えが多いのは
『お母さんが、話はきいてくれるけど、こころまでは聞いてもらえない』
『本当は甘えたくてしょうがないんです。でも、お母さんから、わたしだって疲れてるのよ。いい加減にして!』と言われる。
『ずっとそばにいてほしいのに、面倒くさそうにされる。こんな私はおかしいのでしょうか?私が悪いのでしょうか?』
など・・・・
すごく自分を責めている方が多いのです・・・。
どの、訴えも
共通しているのは
話を 『耳』では聞いてくれている。けど 『ココロ』では聞いてくれていない。
寂しい気持ちを受け止めてもらえない。
向き合ってほしい。
と言うのが 主訴 になっているのを感じています。
口先だけの言葉として 聞こえてしまう・・・ということです。
ココロが欲しい・・・そう聞こえてきます。
私は、自分がその『母親の立場』でした。
お母様が そのようにふるまってしまう状況、葛藤、悩みを
2年半前・・・同じように感じていました。
『こんなに一生懸命育ててきた(つもり)なのに
何で私がこんな目に合わなければならないのか…』と
苦しみ、
悩み・・・
『 生きているのって・・・しんどい・・・ 』 と
思っていたのでした。
『何で私がこんな目に・・・』 と言う思いは
なぜ、私が拒食症の母にならなければならないの?なぜ?
私がいったい何をしたの????
と言うような 気持ちでした。
いま、振り返り、
『被害者意識』だったんだな・・・とわかります。
娘の病気によって私はこんなつらい目にあわされている・・・
そう感じたこともありました。
けれども、
誰かによって引き起こされたのではない・・・
おそらく・・・
一生懸命育てていた(つもり)なかに
何か、娘のココロを深く傷つけてしまった出来事や言葉・・・
が、あったのかもしれない。
もし、仮に、何もなかったとしたら
きっと、娘は 拒食症と言う『心の病』にはならなかったはず。
一生懸命やってきた(つもり)けど
どこかに間違いがあるなら
今すぐ
それを
『娘が治る関わり方に変えよう!!』そう決心したのでした。
そのきっかけは
娘からの悲痛な『助けて』という叫びでした。
スイッチが入りました。
『絶対に助ける!!』
そこから、今に至っています。
私は
自分自身がそんな『母親』の立場であったので
医師やまわりから
『お母さんのせい』と言われてきました。
ですので
お母様がどんな思いでいっらしゃるのか
痛いほどよくわかります。
それでも・・・
もしできたら・・・
お子さんの
『 ココロの声 』を きいてあげてほしいな・・・と
願う気持ちになります。
言葉の奥の 本当の想い・・・
寂しさ、哀しさ、不安、恐怖・・・などと言う気持ちに
寄り添ってもらえたらな・・・
と願ってやみません。
『目を見て話を最後まで聞いてほしい』
『 うん、そうだね。 あなたは あなたのままでいいんだよ
素晴らしいね 』 と言ってもらいたい。
抱きしめてもらいたい・・・
身体が大きくなっていても
ココロは冷たく凍っている・・・
温めて・・・と叫んでいる・・・・。
その声が
私を突き動かしたのでした。
今は、完治して
お気楽に過ごしている娘の姿が 本当に可愛く、
そう思えることが 本当にありがたい・・・と思えます。
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