●また、体重が減ったの
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『「幼児退行がありますね」と病院で言われたんです。
アヤコ先生、どうしたらいいんでしょうか?』
というご相談をうけました。
よくあるご相談です。
そして、
私の娘も、拒食症だったとき、
高校2年生だったのに
私をまるで後追いし続けるかのように
「ママ、ママとトイレまでついてきていました。
なので、赤ちゃんの頃のように
トイレも開けっ放しです。
「ママ、ママ、ママ、ママ」と
私が見えなくなると
呼び続け、探し続ける・・・
そんな日々が続いていました。
当時、ご近所の方が
「拒食症になると、おしめまでする子がいるんだって!
赤ちゃん返りするそうよ」と
別に知りたくはありませんでしたが
教えてくださいました。
退行する子供を見て
お母さんがどれだけ心配になるか・・・
体験者の私には
イメージできます。
けれど、その状態を体験して通ってきた私の解釈は
本当に赤ちゃんになっているのとは違うということ。
拒食症になる子供たちは
小さいころから手が掛からず(手をかけてもらえず)
良い子(親や周りの大人にとって、都合のよい子)が多い。
つまり
幼少でありながら
充分に幼少期の愛着や甘えを味わい尽くし、感じ尽くし、
どんな自分でも受け入れてもらえるという安心を感じきれないままに
成長してしまい
本来、受け取るべき時期にうけとれなかった
未完了の感情を
拒食症を通して得ようとしている・・・と
私の目には映り
退行とか
赤ちゃん返りなどと
どちらかというと
否定的なイメージが想起される言葉を使わず
単にその現象を
ありのまま受け入れたことによって
そして、
それなりの対応をしたことによって
自然と消えていきました。
消えていく時期とは
つまり
本人のココロの未完了が完了したときです。
ですから
完了すれば消えるのです。
退行現象や赤ちゃん返りという言葉や
その状態に
意識が向けば向くほど
母親は不安になります。
この子は一体どうなって行くのか!?
まともな大人になれるのか!
こんなことでいいのか!
何とか早く矯正して
大人の状態に戻さねば!!!
それこそが
悪化思考なのです。
心の病は
その病気の根底にある
数々の未完了の想いが
新しい働きかけによって
満たされ、完了したときに
(病気が)離れていくのです。
拒食症という病気の仕組みを知り
完治させるかかわりを始めましょう。
拒食症の子の
満たされなかった哀しみを受け止め、
喜びと安心、希望に変えてあげるかかわりをしていきましょう。
拒食症がどんなに難病であっても
あきらめなければ必ず道は拓けます!
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