拒食症 31 新しい自分へ!
健康な人でも
失恋したり、何か上手くいかなかったり
悩んだり、大切な人を亡くして
悲しみに暮れるとき・・・
食欲はなくなる。
食欲って
「気分や感情」にとても影響される。
拒食症の時の娘の
気分や感情は
いつも「最低!」と言う感じでした。
笑うこともなく
いつも 何かを
強烈に思い詰めていたように見えました。
だから、
拒食症克服のカギは
「感情を変えること」
だと強く思っていました。
脳は、
同じ事を繰り返していると
その回路が太くなっていくのだそうです。
そして
習慣化され
もう、無意識に
同じ事を繰り返し
そうしていると 安心していられる。
そして
人の無意識は
変化を好まないのだそうです。
だから
変化を求めても
明日から 始めようと思っても
チャレンジしようと思っても
なかなか 最初の一歩が出ない。
(出る人もいます)
拒食症も
辛いのだけれど
どこかに
そのままでいたい自分もいる・・・。
一つ
何かを 変えるだけで
脳が混乱し
「ふっと」変わることがあるんです。
娘にとって
それは
2007年5月のディズニーランドであり
その後の 食べ歩き・・・
「なぜ、食べられないのだろう・・・?
なぜ、食べると後悔するのだろう・・・?」
拒食症の時は
いつも こんな事を言っていました。
でも、
たった一つのきっかけで
あんなに頑固だった
拒食症が消えていくのです。
いま、
拒食症で
もし、
もう 拒食症をやめたい・・・という気持ちが
芽生えていたら
何でもイイから
楽しんで欲しいって
思います。
まず そこから・・・
そして 次に
自分の強みを沢山見つけて
自分が思い込んでいたよりも
「自分は素敵なんだ」と言うことに
気付いて欲しいです。
そして
だんだんと
自分を認め
自信を付けていって欲しいのです。
すると
結果として
おいしく、普通に ご飯を食べている自分に
出会うことが出来る。
娘は
そんな順序で
約3ヶ月で 拒食症から
脱しました。