静岡発！愛娘の拒食症を克服に導いた母親＠赤松史子の記録・・・ 絶対に治ると信じて！

「寂しくて、

辛くて、

わかってもらいたくて

拒食症になったの・・・

お母さんに気付いてもらいたくて

自分を傷つけたの・・・

心配してもらいたくて

気にしてもらいたくて、

こっちを見て欲しくて私、

拒食症になったの。そして自分を傷つけたんです。

全部、お母さんにこっちを見てもらいたかったからなんです。

先生、私、幼稚ですか？」

「どうして幼稚って感じるの？」

「お母さんが、中学生のくせに幼稚だ！甘えるな！と言ったから」

こんなふうに感じているお子さんが多いです。

たった一つの物差しを持って大人は

親も教師も、もしかしたら医療従事者も

子どもを測ろうとしているのかもしれません。

・6年生なら、これくらいでき当たり前！

・中学生が、「ママ、ママ」ってべったりでどうするの！！

・「高校生？全部一人でやりなさいい！」

・「私は（母）ちいさいときから、いっぱい我慢して

なんでも自分でやってきたのよ。

なんであなたにできないの！！」

拒食症になっているお子さんは

実は、幼少期からしっかりしていて、

またはしっかりしすぎていて

幼少でありながら

まるで大人のようにふるまってきた子が多いのです。

本来、幼児期に体験できたはずの

ありのままで受け入れられるという安心できる感覚や、

甘えて安心させてもらえるようなことが

本人にとってまったく不足していることが多いのです。

しっかりすることで

親や教師に認められ、受け入れられてきたものの

しっかりしていない自分をどんどん出せなくなり

親や教師に受け入れられるような偽りの姿を演じることで

自分を守ろうとしてきた。

そして、いつか

偽りの自分が叫び始める・・・。

「助けて」と。

本当は甘えたくて、

「寂しい」と言いたくて

泣き叫びたい。

そして、そんな（子どもじみた）自分もまるごとそのまま

受け入れてもらいたい。

「よしよし・・・」と優しく抱きしめてもらいたい。

親からは見えない

拒食症の子の心の中です。

私も最初は、何も見えず、

何もわからず、

自分の価値観に当てはまらない娘にイライラしていたものでした。

イライラする理由は

私は、親の価値観や望みを敏感に感じ取り

無意識に親が喜ぶように反応していたから。

そうやって、子どもの頃は気付いていなかった

偽りの自分を（気付かすに）演じることができ、

私の無意識は、抱えきれないほどの我慢を幼少期からしてきたのに

何故この子はできないんだ！という『イライラ』だったのです。

子どもたちは、

親の顔色をうかがいながら

「寂しいよ。こっちを向いて！

何かができた時だけでなく

ダメな私も、そのままの私を受け入れて！」と心の中で叫んでいます。

拒食症の子や心を痛めている子が

本当に求めているものは

ここなのです。

この、渇望する気持ちに安心を与えてあげることが

拒食症克服につながっていくのです。

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