静岡発！愛娘の拒食症を克服に導いた母親＠赤松史子の記録・・・ 絶対に治ると信じて！

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私の娘が拒食症だった時、

6件行った病院の医師は、すべて口をそろえ

「お母さん、この病気は治らないんですよ。

治るとしても、何年かかるかわかりません。

この病気は繰り返すからね～～～。」と

当たり前のようにおっしゃいました。

「この病気は怖いから受け付けたくない」と言った医師もいます。

臨床心理士は

「この病気は難しいからね～。治るかどうかわかりませんね～。」と言いました。

希望をもらえるような言葉はどこにもありませんでした。

それどころか、どん底に何度たたきつけらたことでしょう。

行く病院、行く病院で同じことを言われて

私は、純粋に不思議に思ったのです。

なぜ、治らない病気と始めから決めつけるのか？

なぜ、治るかどうかわからない、などとあいまいなことを言うのか？

なぜ、治るとしても何年も何十年もかかるのか？

なぜ『繰り返す病気』なのか？

でも、だんだんわかってきたのです。

「ただ、治せないだけなんだ」と・・・。

そして、もう一つの大きな気付きは

「繰り返す病気」と当たり前のように言うけれど

繰り返しているのではない！！もともと治っていないのに

周りが治ったと勝手に解釈しているのだと。

当初、その思いは仮説でした。

けれど、今はハッキリわかります。

繰り返すとか、再発とか言うけれど

そうではない。

もともと完治していないのです。

その仮説を立て、

決して何十年も病気の根源を

エイリアンの卵のように

完全消滅できたと安堵していても

実は生きていた！というように

娘の体に宿らせたままにはさせない！！と決心して

最初から

完全に完治をさせるためにはどうしたらよいのか？を

徹底的に考え行動しました。

そうです！

完治していない人がやっていない事をする。

長引き、何十年も病気のままでいる方がやっていないことをする、ということ。

それは、

治った、と親や、周りが感じても

エイリアンの卵のように

見えない部分に

拒食症の壊れたココロの破片が

残っているかもしれないという気持ちで関わり続ける！！と言うことです。

娘を見ていれば、

克服に向けどんどん変化をしていっている事はわかっていました。

けれど、巷で言われ続けている

「この病気は長引く」とか

「この病気は繰り返す」と言う言葉にとても疑問を持っていました。

長引いているのは

完治に向けた取り組みができていないからかもしれないし

繰り返すのは、

治っていないのに

治ったと解釈して

親がまた

拒食症と言う反応を子どもが出さざるを得ないような負の関わりを

何かしら、無意識かもしれなけれどやっているからではないか？

だとしたら、

治った、と感じるようになっても

その後、少なくとも1年は

拒食症を治す時にやっていた関わり方を決してやめず

病気であってもなくても

親として、子どもの心を受け止め

共感し、温めるような関わり方を続けていく！と決めたのです。

そして、実際にそれを実行した結果、

拒食症克服から3年半たった今も娘は、

心身ともに元気で

心が柔軟になり、自己肯定できて

嫌な事に「NO」と言え、好きな物に囲まれ、

自分を大切に過ごしています。

周りの方々から

「楽しんでるね♪」と言われて・・・。

その背景には、

娘を絶対に摂食障害には戻さない！と決心した

私の対応があるのです。

脳は、

ゴールが見え始めると集中力が切れてくる、と言われています。

だから、

「治ったらいいな」と言うくらいの取り組み方だと

８０％くらい、良くなったあたりから

親の態度がまた、いつの間にか

子どもが病気になる原因となっていたころのような関わり方に戻る事が多いのです。

脳の特性を考えると、

最初から、ゴールをもっと先に設定しておく必要があるのです。

だから私は、

拒食症克服のゴールを

『完治した状態を最低1年は続ける』と設定したのです。

そして、1年経って、

何も問題は起こっていませんでしたが

更に1年延ばし、また、1年延ばし

結局、今も、ほとんど変わらずに

娘と関わっています。

それは、本当なら親が子供に与えるべき安心であり

安心を感じさせる言動は

もともと、子どもはいくつになっても親に対して

潜在的に求めているし

当然のことだと思えるようになったからです。

拒食症が治ったと思っていたら

また、なんとなくそんな感じになってきている・・・と感じているなら

それは、もともと、完治していなかったという事だと感じます。

完全に、徹底的に

拒食症の心を排除し、根絶するためには

治ったと思って気を緩めて安心するのではなく

そこから、一層気を引き締めていくことがとても大切だということです。

そうすれば

「再発」など起こらないのです。

それは、

拒食症と言う病気を使って

心の苦しみを親に伝える必要がなくなるからです。

ちゃんと言葉で

感情をありのままに表すことができ

それを肯定的に受け止めてもらえれば

子どもは、安心できるのです。

治っても、

子どもの感情に共感し、寄り添い、

存在を肯定し続ける。

子どもの存在は、無条件に価値があるのだと伝え続ける。

親の価値観を振りかざして

子どもの心を支配しようとしない。

それは、

もともと、子どもが病気であってもなくても

親として当たり前の事だったのです。

どんな言葉を掛け、どんなふうに対応することが

安心につながり、ココロの元気を回復する事につながるのか？

繊細な内容で

文字では書ききれない部分については

カウンセリングで

個別に対応させていただいています

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