●拒食症克服へ！子どもが現わしている苦しみはまさに・・・
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前回の記事では、以下の様な事をお伝えしました。
*子どもは、
小さいころみていた
親の生き方をなぞりながら成長する。
*拒食症は、
親の生き方をなぞった生き方が
その子にとっていかに生き辛いかを現わしている。
*子どもは、
拒食症と言うココロの病になって
親の生き辛さを教えてくれている。
*******
そして、
「だれか私をわかって！！」と叫んでいる。
拒食症だった時の娘はいつも
「私には居場所が無い！」と言っていました。
この場合の『居場所』とは
『自分を理解し、無条件に受け入れてくれる人』の事を意味しています。
安心して心を開示できる人、
安心して安らげる場、
無条件に受け入れてくれる人・・・
それが無い、いない！という意味でした。
娘にとって、拒食症になるという事は、
食事を減らし痩せる事が
本当の目的だったのではありません。
ダイエットでもありません。
自分の生き辛さを
誰にもわかってもらえない
強烈な孤独と
寂しさ、悲しさ、怒り、絶望を
『わかって欲しい』という無意識からの訴えなのです。
「私の辛さをわかって！わかって！」と
ココロが叫んでいるのです。
そして、それはとりもなおさず、
母親が
最も周り（家族や、親）から
理解してもらいたかったものではないでしょうか？
私は、
子どもの問題や、
家庭に問題が起こると
「どうしていつも私ばっかり！！！」というフレーズが湧き出てくるのでした。
どうしていつも私ばっかり我慢しなきゃならないの？
どうしていつも私ばっかりこんな目に合うの！？
あなたの心の中に
この言葉が湧いてきた事はありませんか？
そしてそれは何故だと思いますか？
私もあなたも、
小さいころから
親の顔色を敏感に感じる子だったのではないでしょうか？
そして、大人になった今も、
例えば・・・
「自分さえ我慢すればこの場が治まる」とか
「自分さえ我慢すれば周りがうまくいく」と感じ、
常に、自分の感情を押し殺して生きてきたのではないでしょうか？
だから、
何か、問題が起こると思うのです。
どうしていつも私ばっかり我慢しなきゃならないの？・・・と。
それは、
小さいころから、ずっとずっと、
無意識に我慢することを選び
自分の感情を押さえこんで生きてきたからです。
ずっと、ずっと、我慢に我慢を重ねてきたからです。
そして、その分
自分を本当に大切に、大事に、
いつくしむ事ができなかったからです。
自分の本当の感情を後回しにし
粗末に扱ってきてしまったので
心が悲鳴を上げているのです。
どうしていつも私ばっかり我慢しなきゃならないの？
どうしていつも私ばかり、こんな目に合うの？
いつも・・・ではなかったのです。
ずっと・・・だったのです。
思い当たる事はありませんか？
拒食症の子供は、
お母さんのその心と全くと言っていいほど同じ心理状態に見えます。
お子さんが訴えている言葉をよく聞いてみると
お母様がココロの中で訴えている言葉と同じなのです。
お子さんの怒りや不安、悲しみは
お母様がもともと持っていた（事さえ気がつかなくなっていたかもしれない）
過去から繋がっている
自分の親や、夫、義父母に対する
怒りや悲しみ、
そして、自分に対する不安・・・ではないでしょうか？
拒食症の子のココロの中と
お母様のココロの中の
悲しみや怒りは
ほぼイコールのように感じてなりません。
そして、とても不思議な事に
お母様が、過去から長年持ち続けて封印しているその
悲しみや怒りの感情を解放し始めたとき、
お子様のココロの苦しみも次第に解放されていくのです。
私自身がそのような体験をし、
娘を克服に導きました。
その後も、
娘は、私が迷ったり悩んだりしていると
楽になるような言葉をかけてくれるのです。
「ママが決めたらいいんだよ！」
「どうしていつもママばかり我慢しているの？」
「他の人がやればいいじゃん！」
「嫌だって言いなよ！」
「楽しんだっていいじゃん。人生、終わっちゃうよ！来年死んだら後悔するよ！」
これらは、最近、娘から言われた言葉です。
娘は、いつも
私に幸せそうな笑顔でいて欲しいのだと感じます。
それが、娘の心の安定にもつながるからです。
母親が幸せなら
子どもは、無条件に安心できる。
もう、私はママのココロの面倒を見なくていいのだと
やっと自分のココロに向き合えるようになるのです。
そして、自分の事に目を向けて
自立していけるように感じています。
だから、私は
お母様へのカウンセリングをさせていただいています。
母親の心の安定や安らぎが
子どもの拒食症克服につながることを
身を持って体験したからです。
ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡★ﾟ･:,｡ﾟ･:,｡☆
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