静岡発！愛娘の拒食症を克服に導いた母親＠赤松史子の記録・・・ 絶対に治ると信じて！

質問してきている本人も （現実ではなく自分の心の目で見て）

太いのか？太くなったのかにこだわっていると思っています。

けれど、

子どもの心（本当の心＝無意識）で起こっている事は

「こんな私でも受け入れられますか？」

「こんな私でも受けいれてくれますか？」

「こんな私でも愛してくれるんですか？」

「あなたが望む子供、

あなたが望む良い子でなくても・・・

まるごと、このままの私を受け入れますか？」

という、訴えなのです。

「私の足、太い？」という表面上の言葉は

子どもの深層心理の中にある

「不安という感情」から発せられているもの。

だから、

表面上の会話を繰り返し

「太くないよ、細いよ」とだけ言い続けても

子どもを安心させ、本当の笑顔を得る事はできません。

拒食症の子供が、

「私の足　太い？」と聞いてくるとき、

『どんな私でも愛している？』と

決して言えない本心の言葉を心の中で言っているのです。

「そんなことが心配なら、そう聞けばいいじゃない！」と

あなたは思うかもしれないし、

拒食症の治し方がわからなかったころの私も思っていました。

そしていつもイライラしていたのです。

そうです！

それならそうと、言わない子どもが悪い

（私は悪くない）と無意識で思っていたから。

親が見落としがちな事・・・。

子どもも、その言葉（他の言葉も含めて）

言えたら言っているし、聞けるならとっくに聞いている。

無邪気に

「ねぇ、ママ♪どんな私でも愛している？」と

聞いているのではないでしょうか？

それをしたくてもできないのは、

その子が口下手だからでも

性格が歪んでいるからでも

恥ずかしいからでもなく、

子どもにとって

言いにくい雰囲気、

言えない環境、

言ったら、もっとショックを受けるかもしれないという

過去の辛い体験・・などの背景があるからです。

そうです。

だから、

この『背景』を変えてあげる事に意識を向けてあげれば

現状を変えていく事につながるのです。