★ じゃぁ、ご飯減らす！
拒食症の時の娘は、
嫌なことや
思うようにいかないことがあると
「じゃぁ、ご飯減らす！今日は食べない」と言うのが口癖でした。
私に対する
脅し文句のような
宣言のような発言を
ストレスを感じるたびに
発していました。
今日、娘は
本当なら昨日から静岡に帰ってきて自宅で一泊し、
早朝の新幹線でディズニーシーに行くはずでした。
それは、
1週間前に、
今は東京の大学に行っている中学時代の友人から
「一緒に行くはずの友達が行けなくなったから
ディズニーシーにいかない？」と誘われ
わざわざ、大阪から行く手配をして楽しみにしていたところ
急きょ、誘ってくれた友人に部活の用事が出来て
キャンセルになったのでした。
「Aちゃん、部活で行けなくなったんだって」
「なにそれ！？」
（大阪から来て～という誘いもびっくりだったけど
直前に、やっぱりキャンセルってなにそれ！
新幹線と帰りのバスのチケット全部取り消ししなきゃならないし、
なんか、あっさりすぎない！？と、心の中で怒っていた私。）
「なんで、ママが切れるの？仕方ないし！」と、娘。
こんなことがあると
拒食症の時は決まって、
「晩ご飯いらない！食べない！！」と言っていました。
そして
「私には、友達がいない」とか
「信用できる子なんていない」とか
ココロの様相は
真っ暗な方向へまっしぐら！！
気分最悪！
テンションも最低。
『どうせ私なんて…』と言い出す。
ストレス発生＝食べるのやめる＝親、不安・苛立つ
という、公式ができあがっていて
そのパターンを繰り返していたのでした。
今は、
実は、怒っていたみたいだけれど
違うことを考えて、気分転換しているみたい。
または、私に八つ当たり気味のメールを送ってきたり、
夏休みの別の計画のことを楽しみにして
ストレス発散しています。
「金曜日に、祇園祭りいくね
」と
しばらくしてからメールが来ました。
「祇園祭かぁ～いいなぁ
」
なんだか、たのしそう
拒食症を治す取り組みをしていたとき
苛立ちやストレスを感じたとき、
その気分を発散したり、
全く関係ないことや、楽しい計画を思い出したり、作ったりして
心の状態を変えていくことを
習慣化できるように、言葉を掛けていました。
例えば
まず、感じていることに共感しながら
どんどん言える状況をつくり
「うん、うん、そうだ、そのとおりだ！」と聞く。
そして、
「でさぁ・・・来月の沖縄だけどさぁ・・・」と
ウキウキする映像が頭の中に浮かぶよう言葉をかけて・・・
よい感情を作り
体で ウキウキを感じられるような言葉をたくさん掛けていきました。
私たちはいつも
小さな楽しみと
ちょっと先のちょっと大きな楽しみを計画して、
『今』、という瞬間と
『今から、その日までの楽しみ』（例えば、クリスマスのディズニーランドとか・・・）
が引き起こす
ウキウキした感覚 を心の中に持ち続け
それを、プラスのエネルギーにできるように
心がけていました。
できるだけ短時間で気分転換するために
心の中で観ている映像を入れ替え
それによって、気分を変えてしまうのです。（これは、NLPのテクニック）
そしてそれは
今も、習慣として続いています。
つづく・・・
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２０10年４月１８日の記事をご覧くださいませ。
拒食症はココロの病気です。
ココロを治すことに取り組み、一日も早く笑顔が戻ってきますように・・・
未来がきらきらと輝きに満ち溢れますように・・・
絶望が希望に変わりますように・・・
あなたを応援します。
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