★ 母親が変化することの意味
娘が拒食症になったとき
私は、他の病気と同じように
『病気になった本人のどこかに原因がある』と思っていました。
ウイルス性の病気なら
ウイルスに感染しているのは本人。
だから、親と病気は無関係・・・その程度の認識でした。
けれども
私が変わって
私が変わることによって娘が治ったことから
私は、拒食症という病気に対する意識を根底から覆すことになりました。
私が大幅に変化した、という影響で娘は治った・・・。
ということは、拒食症になるような影響を
少なからず(本当はかなり多くの)与えてきたことは紛れもない事実。
拒食症になったばかりのころ、
行く病院、行く病院で
「親子関係に問題がありますね」
「母親が悪い」
そんなことばかり言われ
いやな思いをし、反発心を持っていた私。
「こんなに一生懸命育ててきたのに一体私の何が悪いの!?」
行き場のない悔しさと腹立たしさで一杯でした。
そして、その言葉を受け入れることができなかったのです。
「私は悪くない」
「私のせいじゃない」
「子育てに無関心な夫に頼らず、私、一人で精一杯やってきたのに・・・いったい何が間違っていたの?」
そんな思いを
娘が治り始めるまでずっと悔しさとともに持ち続けていました。
でも・・・
言われていたことは、本当でした。
大事なことなので何度も言います。
私が変わっただけで娘は治りました。
そこに、すべての答えがあるように感じました。
良かれと思ってやっていた子育ての仕方で
娘を苦しめ、傷つけてきて、
「そんなやり方もあるんだ・・・」と受け入れた
自分にはない子育ての仕方、
自分は知らなかった子育ての言葉がけ、
自分は親にしてもらわなかった言動・・・
娘をまるごと受け入れ、まるごと肯定し
一人の人間として尊重し、
抑圧や支配を一切やめること・・・
※ 大抵の場合、
自分が子どもを抑圧しているとか支配しているなんて意識していません。
無意識にやり続けているのです。
何十年もやってきた自分のやり方、そしてその根底にある自分の在り方を変えることは
勇気がいります。
一時的に自分を否定するような感覚に陥るかもしれません。
けれど
それは、これまでの親のやり方を決して否定するものではなく
「知らなかっただけ」のやり方を
「新しいやりかた」に変化させ、進化させることだと捉えることもできます。
人はみな
今、精一杯やっている。それぞれの時点で最善を尽くしているのです。
結果的に子どものココロを苦しめることになってしまったやり方は
その時点までは、精一杯のやり方だったのです。
ただ、それが子どもを苦しめている・・・ということを
もしも
受け入れられたなら
新しいやり方はきっと役に立ちます。
新しいやり方は過去を否定するためのものではありません。
気付き、学ぶために過去があったのです。
「私は悪くない!!私のせいじゃない」と思いたかったあの頃・・・
今は、自分を変えて良かったという気持ちでいっぱいです。
娘が治り、
自分らしく幸せそうに過ごす姿・・・ココロが温かくなります。
意味不明な決まりを作って自分をがんじがらめにして自分で苦しんでいた娘が
今は、
柔軟な思考でこだわりが無い。
拒食症の時ならいちいち食いついてくるようなことを
私が言っても
「ふ~ん」と言う返事。
あなたはあなた。
私は私・・・というスタンスができている。
そしてそれによって私自身が娘の病気から解放され
すごく楽になった。
そして、拒食症の始まりから終わり、
治った後・・・を経験しているので
もし、万が一何か症状が出たとしても
娘がどのあたりで苦しんでいるのかがわかるし、
そうならないような母親になれたこと。
拒食症になる前は娘にこうあって欲しいと、
とても多くを望み、無意識に押し付けていたことに気付きました。
今思うことは一つ。
ただ笑っていてほしい。(できれば、と言う程度)
ただそれだけ・・・・。
怒ってる娘も
「なんか必死に言って来てかわいいな~」と感じてしまう。
以前なら
「うるさいな!親の言うことを聞け!」みたいな感じでした。『親』と言うものを無意識に振りかざして。
拒食症を乗り越えて得た笑顔・・・
その大きさを身にしみて感じています。
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2010年4月18日の記事をご覧くださいませ。
拒食症はココロの病気です。
ココロを治すことに取り組み、一日も早く笑顔が戻ってきますように・・・
未来がきらきらと輝きに満ち溢れますように・・・
絶望が希望に変わりますように・・・
あなたを応援します。
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