★ 拒食症が治り始めるときにおこる葛藤
拒食症に向かっている初期のころは
周りは危機感にさいなまれ、
なんとかして病的行きすぎたダイエットを食い止めなければ!と
躍起になりますが、本人は痩せることが快感になっており
全く聞く耳を持ちません。
それどころか、体重計に乗るたびに数字が減っていき
目に見える形で自分の努力が報われていることを目の当たりにして
達成感を感じ、気分が良くなってどんどん減らそうとし始めます。
ところが
飢餓状態がある一定以上続くと
体の本能の部分が食事を欲しがるようになる。
そして、
治りたい・・・と思うようになる時がくる。
カウンセリングを受けたり、ご両親の接し方が良くなったりして
心の部分が治り始めると更に
食べたい気持ちがふつふつと沸いてきます。
そして
ここから悲痛な葛藤が始まるのです。
食べたい!と言う欲求は
治りたい!!という体からのサイン。
しかし、心の中には何らかの理由で「もっと拒食症でいたい自分」がいる。
本人の中に
治りたい自分と
治りたくない自分が混在するようになって
両者が戦い始め葛藤が起こるのです。
その時、
「食べたい!」と言い出したり、「食べたい!!」と叫んだり、
「食べても大丈夫?」と何度も何度も親に聞いたりし始めます。
このように言い始めている時は、治りたいという気持ちが本人の中に芽生えてきている・・・感じです。
これを聞いて親は「やっとダイエットをやめてくれる時が来た。やっと治る。」と感じます。
ところが「食べたい」と言いながら食べることを異常に恐れたり、異常にに躊躇したりします。
「食べたい」気持ちを必死で押さえようとするもう一人の自分(拒食症でいたい)自分が必死でひきとめようとしているからです。
一人で過激に葛藤している姿を見て
「拒食症が悪化している」と感じるかもしれませんが、それは違います。
拒食症が悪化している時はむしろ、痩せることのみ考えているので葛藤が起こりません。
まっしぐらに痩せ細る方向へ突き進んでいて本人のココロの中には「治りたいもう一人の自分」はこの時点ではまだ存在していません。
子どもに葛藤が起こっている時・・・
それは子どものココロの中に
『治りたい』気持ちが芽生えた証拠。
痩せまっしぐらから、方向転換しようとしている時です。
そして、
拒食症のココロは無意識の中で「いつまでも拒食症でいろ」と足を引っ張っている状態です。
治りたい自分50% 治りたくない自分50%・・・こんな状態かもしれません。
ここで、本人の治りたい気持ちを後押しするような言葉がけを増やし
こころの奥の不安を一緒に解消するようにサポートし、
ありのままの状態を受け入れるなどして
治す方向へ導いてあげれば
だんだんと、良くなっていくのです。
この状態が来た時は治すチャンスです
「なんか変です。
治りたいと言っているのに、たべた~~~い!!!!食べるの怖い~~~!!と叫ぶんです。
悪化しているのでしょうか?」というご質問をたくさん受けます。
結論から言うと
この状態は「治ろうとするときにおこる、本人のココロの中の葛藤の現れ」
治りたくないときは
「食べたい」とはいいません。
「私は食べない。減らして!量が多い!いらない」など
食べない方向のことばかり言います。
治り始めるとき
治したいと思い始めるとき、
子どもは、拒食症まっしぐらだった時と違う言動をし始めます。
それがサインです
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2010年4月18日の記事をご覧くださいませ。
拒食症はココロの病気です。
ココロを治すことに取り組み、一日も早く笑顔が戻ってきますように・・・
未来がきらきらと輝きに満ち溢れますように・・・
絶望が希望に変わりますように・・・
あなたを応援します。
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