拒食症克服応援カウンセリング

拒食症 50 あまやかしてもいい

はじめての方へ。はじめにこちらをお読みください♪


娘が拒食症になるまで・・・


私は、自分を磨くことや

自己成長(学び)に

多くの時間を割いていました。


嫁ぎ先からの重圧や

抑圧・・・


『嫁は(本家にいる猫以下の存在)』と罵倒され

ずっと、ぼろぼろに傷ついていました。


嫁が、外で楽しそうに遊ぶことなどもってのほか、

見つかれば

一瞬で精神がおかしくなるようなひどい言葉をかけられる・・・


だから

私は、家の中でできる『学び』に力を注いでいました。


イメージの中だけでも『自由』を得たかったのです。


自分が受けている『抑圧』を忘れるために

その抑圧を『感じないように』するために・・・


追い詰められ

ありのままの自分でいられない悲しみや苦しみを

自分の体が

感じないように

『学び』に没頭することで忘れようとしていたのだと思います。


私がされていた抑圧は


結果的に 見えない形で


娘を『抑圧』することになっていったのだと

今はわかります。


自分が自分のままでいられないことによる

イライラ・・・

不満・・・


それらが無意識に

弱い立場である娘に降りかかっていった・・・


無意識に

『親の言うことは絶対である』と言うようなメッセージを

言動を通して娘は受け取り、


寂しくても

「さみしい」と言えず


心に蓋をし続けて言ったように感じています。



小さい頃・・・


全く手のかからない子でした。


おとなしく


良く言うことをきく子でした。


レストランやデパートなど

子供が騒ぎそうな所に長時間いても

困ったことはありませんでした。


言いかえれば


本当に子供らしい感性を出すはずの時期に


出すことができなかったのです。



出すことができなかった


『本来の子供の心』は『子供』のまま


成長しても娘の中に 消化しきれずに残っていた。


そしてそれが


拒食症となって現れたような気がしています。



娘はもともと


自分とかかわっている人にすごく気を遣うところがあります。



それは


良い面もありますが


ともすると


自己犠牲になる場合もあります。



ある意味、もう少し、


『 まずは自分を大切にする(少しわがままな)くらい 』でいいのに・・・

と思うことがあります。


今は、

外で、気を遣っている分


私に、思いっきりわがままな態度で(甘え)発散しているので良いのですが


拒食症だったころは


何かにつけ

ストレスを私にあたってくることを受け入れられず


「うるさいな」と感じていました。

(本当なら、「大丈夫?話を聞かせて」と言いますよね)←今はすぐに言います。



娘が 拒食症になって


娘は何もせず(カウンセリングも受けず)


私が変わるだけで


娘が、どんどん良くなっていき、


治ってしまった『今』振り返って思うことは


やはり、私の言動が


娘に『多大な影響を与えていた』と言うこと。


そして、それは間違いない事実だった、と言うことです。



娘は 拒食症になって


私を、母親として成長させてくれたのかもしれません。


小学校くらいになって


「 あ~やっと手が離れた。 何か始めよう! 」と

自分のしたいことにのめりこみ


子供のためではなく自分のために時間を使っていた間、


娘と


心の交流ができていなかったのだと思います。


だから、今は


私の第一優先は


『娘』


そんなこと、本当は当たり前かもしれないけれど


娘を絶対に治す!!と決意したその瞬間から


自分第一、だった ココロの中での優先順位が


ガラッと 入れ替わり


『まず、むすめ!』


『何があっても、まず、娘』


『誰に何と言われても、まず、娘』が優先。



あるとき、娘をとても可愛がっている私の父にこう言われました。


「19歳にもなって、ちょっと甘やかしすぎちゃうか・・・」


私は力説しました。


『あのね、おとうさん、


一見、甘やかしているように見るかもしれない。

19歳なら、一般の19歳と比べたら、

私に甘えすぎてるように見えるかもしれない。


でもね、お父さん、

あの子が小さい時、ホテルでよくみんなで食事会したよね、

そのとき

あばれたり、騒いだり、邪魔したり、ぐずぐず言ったりしたことある?


お母さんが病気になって

私が泊りがけで

何度も大阪と静岡を行ききしていたとき

あの子は 一度も 「さみしい」と言わなかったよね。


私が、お母さんを見舞って、

お父さんの食事を作ったり家事の手伝いをしにいけたのは


あの子が「さみしい」と一言も言わずに

病気にもならずに

だれにも迷惑をかけずに ちゃんと留守番をして

学校もきちんと行ってくれていたからだよね。


だから、拒食症になって

私を取り戻したかったんだと思う。


だからね、おとうさん、

私は年齢に関係なく

甘えたいだけ甘えさせてあげる、と決めたんだよ。』


そういうと


父は黙っていました。




私はいま 49才ですが


父はいまだに私を甘やかしています。


体が弱っているから「来なくていいよ」と言うのに


父の所へ行くときには


駅まで迎えに来てくれる・・・。



「19歳にもなって、ちょっと甘やかしすぎちゃうか・・・」と言う父が

49才の私を甘やかしている・・・


小さいころから父は何も変わっていません。


それでいいのだと思います。


何歳になっても


親は親であり


子供は子供。


私の前では

ぐにゃぐにゃになって甘えている娘も


インターンシップではホテルのフロントに立って

ちゃんと業務をこなしている(と、職場のかたが教えてくれました)。


甘えられる唯一の場所が私であるなら


そんな嬉しいことは無いと思っています。

 

どうせいつか


イケメン?の彼氏に(今、彼氏はいないけど多分)


持っていかれるんだし・・・ショック!(そうしてもらえるはず・・・ラブラブ



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