拒食症 30 拒食症をやめたら私はどこへ向かえばいいの?
2008年12月
「拒食症・・・
やめたら どうなるの・・・?
拒食症 やめたら
私は 何に向かっていけばいいの・・・?」
このような質問を 頂きました。
心が 痛くて
胸が張り裂けそうになりました。
この問いは
拒食症の全てを示唆する
深い 深い 問い
のように 感じました。
逆に
拒食症で得られているものは・・・?
「母親が 私を見てくれる。
心配してくれる。
今まで 忙しかった母が
今までより 私に時間を掛けてくれる」
もし、拒食症をやめても
母は こんなふうに私との時間を
持ち続けてくれるのだろうか・・・?
はかりしれない大きな 大きな不安・・・。
「自信が無い!
友達より細くなって褒められたい!
すごいね!っていわれたい」
娘も、そうでした。
そして
娘と
同じ年代の方からも、そのような声を
沢山聞きます。
無条件に
充分に愛され
認められ、関わりをもって
肯定され
「あなたは、あなたのままで素晴らしい存在」
という メッセージを
言語でも 非言語でも
たくさん 受けてきた人の心の中は
まず、
心の中の
一番深い 底の部分が愛情で満たされ
無意識の安心や自信があるのではないかと
思います。
拒食症だったとき
何がそんなに不安なのか・・・?
と いうくらい
娘は
なにもかもを
不安がっていました。
娘は
「中間テスト・期末テスト・英検・受験
友達との関係・学校生活・・・」
などなど・・・
その時々のことをいつもいつも不安がっているように
見えました。
でも、それを言わせている背景には
「ママ、
こっちを見て!!
私を愛して!!」
という 切実な叫び
があったんだと思います。
子供は
親の愛情を得るためなら
何でもするのだそうです。
無意識に
そう、組み込まれているのだそうです。
一生懸命 子育てをしてきたつもりでしたが
「つもり」だったことに
その時、気付きました。
そして
『一生懸命な』よりも
『寄り添い、共感し、一緒に笑う・・・』
そのような時間を
娘は もっともっと欲しかったのだと思います。
今はただ
娘の心の声を聴く・・・
このことを 大切にしています。
言葉じゃない
心の声・・・
『何を伝えようとしているのか・・・』
それを 感じようとすることの大切さを
娘から学びました。
もっと詳しく知りたい方はコチラ。無料小冊子を配布しています。