●幸せになれる思い込みが病気の心を変えていく
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娘が拒食症だった時の口癖・・・
「どうせ私なんか・・・」
「どうせ無理」
「私はダメな人間」
「私はみんなから嫌われている」
「失敗したら悪いこと」
「私は不幸だ」
「世の中にいいことなんて何にもない」
毎日、毎日、こんなことばかり言っていました。
自分の思ったようにならないと
世の中と自分を否定して
「私はダメだ！私はダメだ！！」を連発していました。
もうそれは呪いの言葉のように
呪文のように・・・
毎日毎日唱えているかのようでした。
そして、その言葉を立証するかのように
何か出来事が起こると
その出来事の悪い面を、
まるで重箱の隅をつつくように探してきてまた言うのです。
「あ～ダメだ。世の中にいいことなんてない！！」
けれど、この口癖と
この思考のパターンこそが
ますます心の病気を悪化させる最大の要因なのです。
そして、負の思い込みなのです。
思い込みだから真実ではないのです。
けれど、ここで
「そんなことないよ。世の中にはいいこともあるよ」と
声を掛けたらいいではないか！と思われるかもしれませんが
そうすると
自分が感じていることを否定された！と受け取って
「私の気持ちは誰もわかってくれない！！」と
また否定スパイラルが始まる・・・。
そんな、真っ暗闇な日々でした。
けれど、今の娘は
「まぁ、そんなこともあるんじゃない！？」
「次は、こうすればいいから」
「結果はどうでもいいから挑戦する！！」
「やりたいことをやりたい！」
「今度行きたい場所はね・・・♪」
と、全く別人です。
思考が別人なのです。
思考が別人ほど変わったから、
拒食症から離れていったのです。
それはもちろん
自然に起こったことではなく
私からの強い働きかけがあったからです。
コインに裏と表があるように
物事、出来事は、もともと表裏一体なのです。
けれど、ネガティブ思考に陥っているときは
どうしても無意識に
、『悪い面』だけを見るメガネをかけて
絶対にはずそうとしないのです。
それを自然にはずし、
良い面があるという
事実に気づかせるためには
『質問』を使うことが最も効果的なのです。
質問をされると
脳は、反射的にその答えを探そうとして
そこへ意識が向くようにできています。
その時すぐに答えられなくても
寝ている間も、答えを探し続けるのです。
すると
答えを探すために
意識が質問されたことに向いて
方向転換するのです。
つまり
ネガティブに向いていた脳の方向指示器が
ポジティブ（良い面・プラス面）に向く！ということです。
これは力づくで
「良いことを考えなさい！！」といわれるのとは大きな違いです。
力づくで言いくるめ、説き伏せようとすれば
人の心には必ず抵抗が生まれ
逆効果だからです。
だから、
「食べなさい！」と言えばいうほど悪化するのです。
そうではなく
脳に気づかていくのです。
それは自然に、拒食症の心に届くのです。
かつて
娘が拒食症だった時
この病気がもし、常識的な発想で治っていくなら
風邪と同じくらいのスピードで回復し
患者数も何万人もいないはず、と私は思いました。
常識的な発想は
あくまでも理論に過ぎず
体験した私には
机上の空論にしか見えません。
人間の心は
論文とは違うのです。
だから、
何年も何十年も苦しみ続けなければならなくなるのだと思います。
けれど、本当に
本気で取り組まれた方はみなさん、
回復されているのです。
本気で取り組めば、変わるのです。
もう、病院へ数度目の再入院をするしかない！と
あきらめていた方のお子様も
カウンセリング開始から
半年たった今は学校へも復帰されました。
最初は、
「子供が病気なのに、なんで私が！！」と
おっしゃっていたお母様が
あるとき、
「本気で取り組みます！
私の子だから私が助けます！！」と決意され、
そこから、ぐんぐん状態が良くなっていきました。
親が本気になった途端、
お子様の反応が好転し始めるのは
他の方も同じです。
心の病気はそもそも
認知のゆがみともいわれるほどに
物事や出来事の解釈が
超否定、
超絶望に偏ってしまっているのです。
その状態で、口に物を突っ込んでも
何も変わりません。
そうではなく
心が、
肯定的思考、
良い面もあるという見方
明るい捉え方や解釈を
できるようにサポートすれば
認知のゆがみがなくなっていくわけです。
ここが
最も重要なところなんです。
このブログを読んでくださっているあなたに
沢山の幸せが訪れますよう心から願っています
***
お母さま、お父さまが子どもの変化や成長に戸惑うのは
あなたがお子様を大切にされ
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そんな自分をもう責めないで・・・
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