●拒食症の子に「食べなさい!」と言うとどうなるのか?
「先生、拒食症の子に、食べるように言ってもいいんでしょうか?
言わないほうがいいんでしょうか?」
このご質問は、
カウンセリングの最初にほぼ100%の方からいただくご質問です。
次に、
「私は、食べられないことも受け入れようと思うのですが、
主人が意地でも食べさせようとして子どもが主人を恐れています。
学校の先生からも食事指導を受けるように言われて困っています。
どうしたらいいでしょうか?」
と、このいずれか、または
このふたつがセットになっている事がとても多く、胸を痛めています。
そもそも、拒食症と言う病気は、
『自分の意思で食べることを拒否しているのではない』ということを
しっかりと認識して欲しいと思います。
ここを理解せずに、拒食症本人に向き合ってしまうと、
例えば、
外見の骨と皮の様になってしまった姿や、
そこへまっしぐらに向かい始めた状態に対して、
親自身の『焦りと強烈な不安や恐怖』から、
子どもに向かって
「押さえつけてでも食べさせよう!」というものに近い想いが湧きあがり、
食べることばかりに焦点が当たって、
食べさせさえすれば、じつは親自身も安心できるという
無意識の働きによって、
『心配』と言う名のもとに、とにかく食べさせようとしてしまう。
そして、その行為こそが
拒食症になっている子どものココロに
更に大きなダメージを与えることを
カウンセリングなどで、お母様が学ばれ、
納得してココロを癒していく事にも
勇気を持って力を注ごうとすると
「そんなやり方じゃダメだ!食べさせろ!」と
怒鳴ったり、不快感をあらわにするお父様方が
多々いらっしゃるという悲しい現実があるのです。
お父様のその態度に
もともと、絶望に近い感情を必死に支え、
子どもの病気に立ち向かおうとしているお母様までもが
一層追い詰められ、
それを見た子供がますます自分を責めて自分を追い詰めるという
悪循環。
そこには、まず、
拒食症は、
親が怒鳴ったり、脅したり、
医師に説得されたり、
栄養指導を受けたり、
「食べなければ死んでしまうことだってあるんだよ」と恐怖をあおっても、
そのような正論を受け付けられるこころの状態ではないこと、
それらを、
「なるほど、食べなきゃ!」と頭で理解し、
すぐに食べる事ができるなら拒食症と言う心の病気ではない!
と言うことを知って欲しいと思います。
それが、本当の意味でわかれば、
「食べなさい」と言う言葉が
いかに本人を苦しめる言葉であり、
親が食べさせようとする行為が
実は
本人を苦しめる行為になっているという事がわかります。
そして、
「食べなさい」と言う代わりに
健康な時のように
本能的に「たべたいな」と感じられるようにするために
関わっているご両親がすべきことは他にある、という事に
気付いていただけるかもしれません。
*****
脳とココロと言う本にこのような事が書かれています。
過食症・拒食症の原因はなにか
(幼児期の体験が摂食中枢に影響をあたえる?)
”心の傷”を満たそうとする「依存症」の一種
幼児期の体験が「自己否定」へ向かい、拒食を起こす
人は生まれてから6歳ぐらいまでは、誰かに養ってもらわねば生きていけません。
自分が安全に生きるため、円滑な周囲の人間関係を本能的に求めます。これが集団欲と言われるもので脳の視床下部の摂食中枢の隣に位置しています。
自分自身が強く否定されたり、自分の周囲に人間関係のトラブルがあったりすると、この集団欲の中枢がダメージを受けます。
これが”心の傷”と呼ばれるものです。
中略・・・
この傷は、親子関係をはじめ、あらゆる人間関係を過敏に受け止めるようにさせてしまいます。
食べることを拒否する事は、自分自身を否定したい気持ちの表れです。
中略・・・
原因は”心の傷”であって、視床下部や扁桃体の故障ではありません。
ですから、投薬治療や食事指導では治せません。
心の傷の癒し、
自信の回復、
自我の再構築ができれば摂食障害は治すことができます。
(『脳とココロ』より、一部抜粋)
拒食症とは、一体どういう病気なのか?と言うことを
まず始めに理解し、受け入れる事が
お子様の拒食症克服と完治に向かう第一歩なのです。
゚・:,。゚・:,。★゚・:,。゚・:,。☆
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