拒食症克服応援カウンセリング

☆ 摂食障害は病気なんだと受け入れて

「誰が見てもガリガリなのに

私は太ってるよね!とか、

ゼロカロリーのものばかり食べて、

これ食べたら太る?と言うようなことを

朝から晩まで毎日毎日聞かれて 

頭がおかしくなりそうです。なんて言ったらいいんですか?」

これと、同じようなお悩みや質問を

カウンセリングの開始時期に必ず受けます。

そして、ご両親、

特に一番関わりが多いお母様が本当に頭を悩ませていらっしゃることです。

摂食障害の子どもが言う事の中に

『常識では考えられないようなことがあって、

それになんて答えたらいいのかわかりません。

答え方を教えてください』と言うのが主訴です。

この問いこそ、

摂食障害の根幹をなす重要な軸である、と私は考えています。

私が娘を治すとき、

無料小冊子
にいくつか会話を載せましたが

摂食障害の子から発せられる

『答えに苦しむような問い』に

そのまま答えてもほとんど意味がありません。

実際に私も

受験を控えた娘が

夏休みなど休みの日に

朝6時ごろから夜11時ころまで片時もその場を離れず勉強しているのに

「私は大丈夫? ねぇ、ママ、私は大丈夫?私は大丈夫?」

と何度も何度も繰り返し繰り返し聞いてきて

「大丈夫かどうか?それはあなたが一番わかるでしょう・・・。だって朝から晩まで勉強してるんだから。」と長々と説明ししていました。


ふつうは、こんな風にいえば

「あっ、そうか・・・」と納得してもらえたり理解してもらえたりするのですが

娘は

「私は、大丈夫?私は大丈夫?」と・・・

何かにとりつかれたように恐ろしい形相で聞いてくるのでした。

すると私は

「何でこんなに一生懸命説明しているのにわからないの!」とイライラしたり


この子はおかしいのではないか?

なぜ常識的なことを言っているのに伝わらないのか?と

腹が立ったり、無力感に襲われたり

一体この子の中で何が起こっているのか・・?と大きな不安に襲われたりしたのでした。

夫などは、病気の症状で食べることが怖くなっている娘に、

「俺は焼き肉が食いたいんじゃ!!」と叫んだりしていました。

それほど、理解しがたい病気なのかもしれません。


そして、

このようなことは、

娘が摂食障害の間はずっと続いていました。理解できていないのですからいつまでも続きます。

そして、私の不安もどんどん大きくなり、

これから先、一体どうなるのか?とますます大きな恐れの感情が渦巻いていたのです。

けれど、たった一つの重要なこと・・・

それがわかっただけで

私は、娘が言っていることとの直接的な会話をやめるようになりました。

娘は病気だったのです。


拒食症をどこか『病気』と受け入れきれていない私がいたのです。

私が感じていた

『異常な言動』

『常識では考えられないような娘の異常な理論』などはすべて

病気の症状だ、と言うことです。

娘の口から意味不明な言葉が語られている。

それを見て、摂食障害を理解できていなかった私は

娘そのものがおかしい

と捉え、そのことを受け入れられず、なんとか説得して

娘の逸脱している常識を元通りにしようと躍起になって

ますます、娘を苦しめる・・・という悪循環にはまっていました。

けれど、娘はただ病気になっていただけで

その病気が

そのような受け入れがたい言動を引き起こしている。

そのことを私自身がうけ入れられてやっと

食事の量も

「食べたくなかったら無理しなくていいよ」

「たべてもたべなくてもいいよ」と本心から

言えるようになり

朝から晩まで勉強しているのに

誰が見たってものすごく勉強しているのに「大丈夫?大丈夫?」と聞いてきたときには

「不安なんだね。なんて言われたら安心できる?」と感情に寄り添い

本当の不安を安心に変えていく作業に取り組むことができたのです。

そこから、娘は劇的に変わり始めたのです。


自分のことを少しずつ話せるようになり、感情を言葉にすることができるようになったのです。

(そのための、問いかけや言葉掛けは心理手法です)

私が見ても”おかしい”と感じるような言動をして一番苦しんでいるのは娘だったのです。

拒食症がどんどん進行し、だれにも止めることができず、

関わった病院ではすべて「治せません」と言われ、

血液検査と尿検査と体重測定だけの日々・・・

摂食障害を治せる人がいない(私の周りでは見つける事ができませんでした)絶望感。

そのころの私は

自分の苦しみで頭がいっぱいでした。

そして、

なぜ、娘は私を苦しめるようなことをするのか?とさえ感じてしまっていたのです。

それがまた娘を苦しめる要素になっていました。

でも、本当に苦しんでいるのは娘でした。

泣いて・・・

叫んで・・・

暴れても言えなかった気持ち・・・。


泣いて、叫んで暴れることで必死に訴えようとしていた苦しみ。



「ママ・・・助けて・・・」と言うその言葉が教えてくれた、と前回の記事
でも書きました。

やっと私のココロの目に見えたこと。

娘は病気なんだということ。

娘が最も苦しみ、助けを求めていたということ。

親にしてみれば受け入れがたい

摂食障害のさまさまな言動は全部、病気の症状だということ。

本人の人格とは全く関係ないということ。

だから、治れば、全部なくなるということ。

これは、治ってから確信したことです。

渦中にいるときは

先がいったいどうなるのか?と不安に押しつぶされそうになり

子どもの言動一つ一つが親の神経を逆なでし、そして、将来の不安をあおります。


お互いの不安がぶつかり合い、

更なる別の不安を作りだし、

家族の心の中は自分たちが作り出した妄想の不安に24時間さらされているような状態。


それは、この先どうなるか全くわからないから。


そして、誰も教えてくれないから。


治ると

食べることは楽しく、怖がることなどないし、

食べものを切り刻むことは無いし、

野菜の水分を『油が浮いてる!!!!」と叫ぶこともない。


「太ももが太い、お腹が出ている」と言ってパニックになることもなく

おふろに1時間以上浸かる儀式は

のぼせるので15分ほどになり


ゼロカロリーでもゼロカロリーじゃなくてもおいしいゼリーを食べ

コーラを飲みます。

何かを決めることに

異常に時間をかけ、それでも決断ができなかったことも

あっさり決めたり、

決断の早い私に「おそい!」と言ったり、


決めたことについて後で悩んでばかりいたけど

もう忘れていたり・・・・

その、親として受け入れがたかった症状は無くなるのです。

だから

摂食障害のお子さんと関わるときには

お子さんご自身そのもの(人格)と

お子さんが発している症状をどうか切り離して関わって欲しいとおもいます。

ぜんそくで苦しむ子に

『いい加減に咳をやめなさい』と言わないのと同じように・・・


内臓の病気で思うように食事ができないお子さんに

『元気付けなきゃいけないから、出されたものは全部食べなさい』と言わないのと同じように、

泣いたり叫んだり

暴れたり、物を壊したりすることも含め、

それが症状で在り

そうすることで本人が計り知れない大きな大きな不安や恐れと闘っている最中であることを

受け入れて欲しいなと思います。

そこから、

回復への新しい一歩が出るのだと思います。

焦点を当てるべきは

受け入れ難く見える娘の症状をなんとかやめさせようとして

脅したり、説得したり、説教したりすることではありませんでした。


それらは症状を悪化させるばかりでした。

「辛いね・・・

不安だったんだね・・・

ママにできることがあったら教えてね・・・」

震えている娘の心の奥底の感情・・・

表面上は怒り狂っているけど本当は

ぶるぶる震え、おびえている娘のココロ・・・

親に嫌われまいとするビクビクするこころ・・・

そこに、寄り添い、

安心を与える。

それを大きな軸として関わり、

それに基づいた言葉掛けを繰り返し、

娘は、自分のペースで

自分の生活を楽しめるようになりました。

娘の口癖は

「私は人生を楽しみたい」ニコニコ音譜

私もそうしたいと思っていますニコニコ

せっかく生まれてきたのだから・・・ドキドキ


愛娘の拒食症を克服に導いた母親@コーチ・アヤコの記録・・・ 絶対に治ると信じて!

『拒食症の始まりから克服までの記録』

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———————————–黄色い花

☆ご本人様向けカウンセリングのご案内記事について・・・

携帯からリンクできないようですので携帯からお読みいただいている場合は 

2010年4月18日の記事をご覧くださいませ。

拒食症はココロの病気です。

ココロを治すことに取り組み、一日も早く笑顔が戻ってきますように・・・音譜

未来がきらきらと輝きに満ち溢れますように・・・キラキラ

絶望が希望に変わりますように・・・キラキラ

あなたを応援します。

————————–ドキドキ
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