● 拒食症を治すために！ ③
拒食症を治すために最も必要なこと
それは
親からの無条件の愛情です。
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「無条件の愛情って何ですか？」と言われる方・・・
ピンとこないかたもいらっしゃると思います。
無条件の愛情とは
”ありのままのあなたでいいんだよ”
ということです。
１００点取った時だけ誉める。→ ×
ママの言うこと聞いたから、いい子だね。→ ×
親の言うとおりにふるまったから誉めてあげる。→ ×
０点でも、
ママの言うことを聞かなくても、
親の言う通りにしなくても
・”存在そのものを受け入れている”という状態。
・条件なしに認めること。
・親の期待に沿った言動をしてもしなくても受け入れ
愛情を注ぐこと。
拒食症になるまでには
数々の抑圧と支配、親の価値観通りにふるまう（親のロボットみたいに）ことなど・・・
子どもが、本当に”その子らしく”居ると受け入れてもらえなかった場面がほとんどだったのです。
そして、ココロが壊れました。
壊れた心を治していくには
”寄り添う”ことが何より必要なのです。
今まで
「言う通りにしなさい！ あ～しろ！こ～しろ！」と言われ続けてきた子どもにとって
「～～と感じているんだね。
ママにどうしてほしい？
ママにできることなら、何でもするから」という
歩み寄りの言葉は、
恐らく
親も言ったことがないだろうし
子ども、言われたことがないはずです。
「このように、言葉を掛けてみてください」と
カウンセリングでアドバイスさせていただくと
「そんなこと言っていいんですか？」と
おっしゃる方がいらっしゃいます。
「そうです。いいんですよ。それこそが心を開くきっかけになるのです。」とお伝えしても
怪訝な表情のままです。
なぜなら、
・子どもとは 親の言うことを聞いて当たり前。（良い子ロボットを作る）
・親とは、子どもに、何らかの指示命令をするものだ。
・親が子供に「どうしてほしい？」と欲求を聞くことなんて
力関係が逆転し、親の立場が無いじゃないか！と感じるからなのです。
そう感じているということは
『子どもは親に支配されて当たり前』という
価値観を持っているということです。
この、軍隊的な価値観こそが
親子の関係をゆがめる元凶になっているのです。
心を支配し、言動を否定するということは
『存在そのものを否定するメッセージ』になってしまっているのです。
それは、子どもだけでなく大人でも感じることです。
「お前の言うことなんか 聞いていられるか！！
俺の言う通りにしろ！」と頻繁に言われ、
意見や主張をすべて無視され、反対され、全く認められなかったら、大人でも
自分の無力感を感じるのではないでしょうか・・・。
今まで”教育”だと信じ、”良かれ”と思い、
”子どものため”と思いこんでやっていた言動の中には
やめたほうが良いことがあります。
悪い結果を招いていたことに気付き、
やめるだけで、大きな前進をします。
そして
その代わりに新しい接し方、子どものココロに寄り添っていく接し方に変えていけば
だんだんと、ココロが癒されていくのです。
娘が、治っていったのは、このような過程があったからでした。
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２０10年４月１８日の記事をご覧くださいませ。
拒食症はココロの病気です。
ココロを治すことに取り組み、一日も早く笑顔が戻ってきますように・・・
未来がきらきらと輝きに満ち溢れますように・・・
絶望が希望に変わりますように・・・
あなたを応援します。
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