拒食症 75 良い子の重荷
「良い子が拒食症になりやすいのですか?」
というご質問を頂きました。
答えは
YESであり
NOです。
まず最初に
『 良い子 とはどんな子なのか??? 』ということです。
『 良い子 』 とは ・・・誰から見て良い子なのでしょうか?
自分で自分は良い子だ!と心底思っている子はあまりいないのではないかな…と思います。
ではだれから見て?
そうです。
親、先生、周りの大人から見て
ということになります。
あくまでも
『 見て・・・・ 』 です。
実際はわかりません。
良い子とは
大抵
親や、先生、周りの大人から見て
扱いやすい子・・・のことを言う。
私はそう感じています。
実際、私も小さい頃
「良い子」だといわれていました。
私は、1歳半の時に弟が生まれて
1歳半から、ずっと『お姉ちゃん』でした。
1歳半なのに 『 お姉ちゃんだから 』と言われ続け、
小さい頃は
通常、男のよりも女の子のほうがしっかりしていることもあって
「しっかりしている良い子」だと100%近く言われていました。
子どもの自分は気が付いていなかったのですが
「良い子」でいれば親が喜ぶ、周りに誉められる・・・
だから私は良い子でいることを選び、
いつも良い子、でいようとしました。
無意識にです。
高校生くらいになって
ものすごく疲れました。
母に
「私は、あなたのロボットじゃない!!」と叫んだことがあります。
小さいころからのこころの習慣で
母の顔色を見て、母を喜ばせることが
自分の役割のようになっていたのです。
私の娘も
小さいころから大人しく
人に迷惑をかけたり公共の場で騒いだりしない
いわゆる良い子でした。
言いかえれば
扱いやすい子・・・だったのです。
表面上は 良い子であっても
こころの中では
自分を押し殺し、自我を封印し
自分をなくすことによって
親から 『偉いね、いい子だね』と言われている場合があります。
また、あまり手がかからないので
親とのかかわりも
子どもが望んでいるより少ない場合があり、
寂しい思いをしていることがあります。
実際、私がそうでした。
何でもできる、と言われ、
頼まれることはあっても
頼みごとをするのはとても苦手でした。
子どもでありながら、常に、
自分がやらねば!と背負いこんでいました。
本来なら、幼少期に充分親に甘え
幼少期なりの愛情を与えられ、ココロが満たされて
ココロが育っていくはずの・・・
その、時期が 省かれてしまったような感覚・・・
遅かれ早かれ
抑圧し続けてきた 本当の自分を取り戻すために
感情が爆発することがあります。
活火山のマグマのように・・・
その一つの表現方法が
拒食症です。
「こんなに良い子がなぜ????」と、親は首をかしげますが、
親に見せていなかっただけで
ずっとずっと自分のココロを殺し、悲しみや寂しさを封印し
我慢を重ねていたのです。
拒食症を治すとき、
「お子さんのココロの叫びを否定ぜずに、どんどん出させてあげてください」と
アドバイスさせていただいています。
噴火を押さえつけるのではなく
できるだけ全部外へ出させることで
活火山もだんだん沈静化していくのです。
良い子でいる時には評価され、たくさん誉められる。
ところが
ありのままの自分では、叱られたり、批判されたり、馬鹿にされたりしたとしたら・・・
人は、次にどうしようとするでしょうか??
ありのままでいると愛されない・・・自分はダメだ・・・と
自己否定をはじめてしまいます。
自己否定が限界を超えるとココロを病んでしまうのです。
良い子と
ありのままでいる子・・・
親から見ての
「良い子」は本人もきづかぬうちに
ストレスを溜め込んでいることが多いのです。
拒食症はココロの病気です。
ココロを治すことに取り組み、一日も早く笑顔が戻ってきますように・・・
未来がきらきらと輝きに満ち溢れますように・・・
絶望が希望に変わりますように・・・
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2010年4月18日の記事をご覧くださいませ。
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