拒食症 その5 感じる
2007年 12月末・・・
163センチ38キロ。
本で読んだ通り、背中の体毛が濃くなってきていました。
寒さから身体を守るためなのだそうです。
どんどん、普通でなくなっていく彼女。
『 普通 』 っていうのも変ですよね。
『 普通の娘であって欲しい ・・・』
この思いは、
彼女を「ありのまま受け入れていない」
ということでした。
後になって、NLPのワーク中に
「ご自分の娘さんが 病的に痩せたからと言って
まともに見られない、というのは お母さんとして おかしいですよね」
と、 フィードバックされ、
「はっ!」
っと したのを思いだします。
私は、無意識に
「ありのままの 彼女ではない、 こうあって欲しい!」と、
自分が望む彼女を OKとし、
そうでない彼女を NOT OK としていた事に気づきました。
どんな娘であっても 私の大切な娘であるはずなのに
拒食症になったむすめは受け入れられない・・・
私の心の奥深くでは、拒絶していたのかもしれません。
このことに気づいてから、私は
目の前に見えている娘の姿や 彼女が発する言葉ではなく
『 発信している彼女からの信号 』 を
敏感に感じ取ろうとするようになりました。
拒食症になることで
彼女は私に何を伝えようとしているのだろう?
一生懸命 育ててきたつもりだったけど、
何も 感じ取る事ができていなかったのかな?
彼女の思いを 感じ取ってきたつもりで
何も 感じとれていなかったことに気づきました。
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