拒食症 69 拒食症のココロとの対話法とは
「これ食べたら太る?」
「今日は食べすぎたかな?」
「明日からもっと食事減らすからね」
「これ食べても大丈夫??ねぇ太らない???」
その他にも、拒食症独特の質問があります。
拒食症のお子様をもつお母様の悩みでとても多いのが
このような質問や執拗なこだわりに対して
どうやって対応したらいいのかわからない、
どう受け答えをしたらいいのかわからない、
というものです。
そして、一生懸命正しい答えを伝えても全く受け入れられいと言うこと。
普通の状態なら
「太らない?」などどいちいち聞いてこない。
カロリーは大丈夫か?とか
私は大丈夫か?とか
母親に聞かなくても考えることもなく自分でわかるようなことを
一日中聞いてくるので
親(とくに母親)は疲弊してしまい
つい
「うるさいな~何度言ったらわかるの!?」とか
「興味ない」とか
「自分で考えて」とか
冷たくあしらってしまう。
そして、子どもは、「やっぱり私は受け入れられていないのだ」と感じ
拒食症に戻って行く・・・・。
じつは私もそうだったのです。
拒食症とはそもそも どんな病気で
どこが病気になっているのか分からず・・・
何が病気を引き起こしているのか分からず・・・
だから
どう対応していいのか全く分からず・・・
対応方法がわからないのに
絶対に治せる!という機関も病院もなく
ただ
血液検査と、尿検査と、体重測定、血圧測定をして
肉体の”現状把握”をし
悪くなったからと言っても
治す方法もわからずに
ただ、家の中で娘と向き合い・・・
向き合っても対処法がわからずに 何一つ改善できないもどかしさに
自分が精神疾患になりそうだったのです。
こんなに摂食障害の人が多いのになぜ、何も明確な指針がないのかと、
悔しく思ったものです。
もし、これを読んでくださっている方が
拒食症のお子様を持つお母様なら・・・
あなたも
そうではありませんか・・・?
そのころの私の目の前は、いつも真っ暗だったのです。
そして
医師に
「拒食症は治らない」 とか
「繰り返す病気」 と言われ
『治らない・・・・ 一生この病気と付き合うの???』と
人生が終わったかのように感じ
鬱状態になりかけていたのでした。
そして・・・
治らないのではない!治せないのだ!!と直感的に感じていました。
探し続けても治る確信がつかめないまま・・・
拒食症から半年経って
娘の『ママ・・・・助けて!!』 という
心から振り絞るような悲鳴で
私は、はじめて気がついたのでした。
『 娘は、治りたがっている
治せるのは私だけなんだ。
医師が治せないというなら私が治す。絶対に助ける 』 そう決めたのでした。
そう決めたから、
ここから、私は娘に対する態度を一気に変えて行きました。
私が娘に対する言動を大幅に変えたから
その反応で
娘は数カ月で治りました。
そこには多くの取り組みがあったけど柱は一つ。
『 ありのままの娘を受け入れる。あなたはあなたのままでOKなんだよ』 と言葉や態度を通して
伝え続けること。
拒食症のココロは『自分の存在意義を肯定してほしい、認めてほしい』と叫んでいる。
だから
母親が変わるだけで拒食症は治る。
私はそれを
拒食症の子を持つお母様方に伝えたい。
入院などで体重が標準に戻っていても
本人はまだ苦しんでいる場合がある。
周りは、体重が戻ったので『治った』と思いこんでいる。
でも、本当に治ったかどうかは子どもの言動でわかる。
『 拒食症の時と同じ不安 』 それが心から消えていない場合・・・。
拒食症は 『 心が病んで身体を痩せさせる病気 』だから
こころがしっかり治っていなければ
いつまでも食に対する不安に支配されたまま本人は苦しんでいる。
見た目にはわからない
この心の苦しみを理解してあげてほしいと思う。
そして
どうやったら、子どもの『食へのこだわりと食べることへの不安』を無くすことができるのか?
それは、
視点を『食・食べることへの不安』から
『母親に愛されていると感じられない不安』を訴えてきていることを知り
その不安を 『 安心 に変える 』 事に取り組むこと。
それを、をはじめること。
① 拒食症のココロが本当に求めているもの を知り
② それを与え続ける。
母親に求めているもの・・・
気持ちを受け止めてほしいということ・・・
ただただ・・・受け入れてほしいということ・・・・
身体が大きくなっているのになぜ???と思われるかもしれないけれど
理由は
深い愛と承認が必要だった時に
何らかの理由で受け取ることができなかったから・・・
(または、無意識にそう感じているから)
その部分が欠乏したまま大きくなり、
母親からの承認を無意識が埋めようとして 追い求めている。
※ これは誰かが悪いという意味ではありません。
あくまでも、どう感じ取ったか・・・という感情(無意識の捉え方)です。
拒食症が長引くのは
ココロが満たされることがないから。
逆にいえば
ココロを理解し、小さい頃満たされなかった部分を充分すぎるほど満たしてあげれば
子どもにとって
充分だと感じられた時には治るのです。
娘も、クライアントさんのお子様も
治る時は、そのようにして(数か月で)治って行きました。
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