拒食症 68 子どもの言葉とココロの中のギャップ
「ママ・・・このバイトどう思う?」
「うん、いいんじゃない」
何気ない会話・・・
このとき、娘が特に深い意味があって
バイトをどうしようかと言うことを私に聞いてきたのかどうかは
大きな問題ではありません。
これは一つの例、なのですが
バイトがいいのか悪いのか・・・?
バイトをしようかどうしようか・・・?
の 以前に
『 ママと話したい 』 と言う気持ちが まず起こっているということ。
だから、話す内容なんて本当は何でも良かったりするのです。
「ねぇ、ちょっとこれ見て!」と
夕食時の忙しい時間に限って
拒食症の時の娘は、「こっち見て!こっち来て!」と叫んでいました。
「こっち 見てって言われても、今、炒め物してるのよ。危ないでしょう!
あなたがこっち来てよ!!」とか、
「後でね!」とか・・・。
そんなことをいつも言っていました。
全く気持ちを汲めていなかったのです。
拒食症を治そう!と決意してからは
「ねぇ、ちょっとこれ見て!」と言われたら、
すぐに火を止めて見に行きました。
でも、そこで1時間2時間を費やすわけではなく
すぐに(ほぼ一瞬で)終わるのです。
娘が無意識に確認したかったのは
『ママは、私のことを重要視しているかどうか』だったのです。
だから、その不安をちゃんと満たしてあげれば
ほんの数分で納得してしまったりするのです。
特に大事なことは
時間の長さではないということです。
拒食症になっている時は、特に
『本当に私は愛されているのか?ママにとって命をかけてもいいくらい重要な存在なのか』を
体中をアンテナにして観察しています。
そして、母親の態度が、事務的だったり
義務のようだったり
いやいやだったり
うわべだけだと
敏感なココロはすぐに読み取り、
一気に落ち込み
『 あ~、私はやっぱり、愛されていないんだ。ママにとってどっちでもいい存在なんだ』と
感じてしまうのです。
そしてその落胆した感情は拒食症を悪化させる引き金になります。
拒食症の心は
ただ、それだけを確認したくて
ただ、それさえ確認でき、実感でき
いつもそうだ!と確信を得たら
一気に良くなるのです。
それこそが治すやり方の軸。
この軸に気付いてから
娘は数カ月で完治しています。
治って、1年以上経ちますが戻ることもありません。
拒食症のこの『ココロの部分』を理解し、
この『ココロ』に答えてあげられるような言動を本当に
ココロをこめてして上げさえすれば
子どもは母親に対する不安が減り
『私は大丈夫かもしれない・・・
あ~私は、大丈夫だ…』というふうに自分のココロを強化していけるのです。
私は今も、
「ママ・・・あのね・・・これね・・・」と話しかけてくる娘に
『あ~今、この子は私と話がしたいんだな』と感じ
内容もさることながら
話をして『関わっている状態』に娘がココロを癒し、ふれあって安心していることを感じながら
そう言った『ココロの安心や居場所』であり続けるように意識しています。
娘が拒食症になって教えてくれたこと・・・
それは
『親は命をかけて子どもを守る覚悟が必要だ』と言うことでした。
当たり前のこと・・・
でも、娘が拒食症になるまで
自立を焦らせ
『自分のことは自分で!!』
『どんなことも自分で』に等しいくらい厳しく育て追い詰めていたことがわかりました。
安心できる場所があれば
子どもは必ず自立できる。
今は、そう思います。
私は娘にとっての波止場であり港・・・です。
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