拒食症 65 子供になんて言ったらいいのか悩んでいます。
拒食症がいったいどういうことから起こっているのか全く分からなかった時・・・
「ママ・・・これ 食べても大丈夫?太らない?」
「うん、太らないよ」
「ホントに大丈夫」
「ホントに大丈夫」
「ホントに」
「本当に」
延々とこんな会話が続くことがありました。
この会話に
本当の終わりはありません。
大体、私がイライラして
「 だから、大丈夫って言ってるでしょう。何回も!!」
となり、
娘は、「あ~私はダメだ・・・・」
と暗い表情になったものでした。
言いまかしただけで
娘の心が安らいだわけではないのです。
拒食症の子供への対処の仕方がわからず、
拒食症でない時と同じように
正しいことを正しく説明し続けていた私・・・。
それは、子供が拒食症の間は
通信不能の通信機で会話しているのと同じくらい
届かないものでした。
それなら、一体
何と言えばこの子はわかってくれるのだろう???
頭を24時間体制で回転させながら必死で考えても答えはわかりませんでした。
そして、その明確なやり方を教えてくれる場所もありませんでした。
そして・・・
私が見つけたのは
NLPという卓越した心理学の応用でした。
NLPと言う心理学を学び、たくさんのワークショップの体験から
左脳(頭・意識)に働きかけ、説明し、理解させようとすることは
拒食症の状態では意味をなさない
ことがハッキリとわかりました。
説明しても説明しても
子どもが同じことを質問してくるのはこのためです。
そして
右脳(感覚・潜在意識=無意識・こころ・感情)に
語りかけ、
娘からも
右脳(感覚・潜在意識=無意識・こころ・感情)の部分からの想いを
言葉にして言ってもらうこと。
ココロに問いかけ、ココロの中のことを話してもらうこと・・・で
「ママ・・・これ 食べても大丈夫?太らない?」
という、問いへの本当の答え方がわかったのでした。
娘が本当に知りたかったのは
太るかどうかではありません。
この質問を私にしてくることによって娘は
『ママ・・・私は 不安なの 』 と言う心の中の感情を伝えたかったのです。
この 不安 と言うのは
まさしく
『 ママ・・・私のこと好き? 』と言う不安なのです。
心の一番の奥底にある拒食症の根源は
『 どんな私でも ママは受け入れてくれる?
愛し続けてくれる?
ダメな私も、拒食症の私も好きでいてくれる…??』
という 悲しみに満ちた不安なのです。
愛されていないのではないかと言う極度の不安が
自分を否定する方向へ持っていってしまい
自己イメージをどんどん低くし
自信を失い、
『私なんかいないほうがいいんだよね』 と 口にしたりする。
しかし
『いいえ、いてくれたほうがいいわよ』とまともに答えてもそれは相手の欲しい答えではない。
子供が欲しいのは
『あなたのこと愛してる。どんなあなたでも大切な存在よ』
という、心からのメッセージ。
(この言葉を面倒くさそうに言っても伝わりません)
子どもは、親の言い方や、表情、態度を
ものすごく敏感に感じようとしています。
言っていることが態度と一致しているか・・・
目を凝らして
親が言葉を発した時の
目の奥を 凝視しています。
本当に気持ちがこもっていなければ
逆効果のことさえあります。
子どもが、何度も繰り返し聞いてくる質問の本当の意図は
『本当に愛されていることを感じたい』 と言うことなのです。
拒食症の時
どうやって親の想いを伝えたらいいのかわからない!お母様はたくさんいらっしゃいます。
もし、わかれば、自分で治してあげられます。
私は、お母様へのカウンセリングで
この部分を特に大切に・・・と
お伝えし続けています。
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